おすぎやんです。
私はファイルサーバを構築する場合必ずWindows Server で構築します。
それは
シャドウコピー機能があるからです。
共有フォルダでシャドウ・コピー機能を利用すると、
ユーザーが自分で削除されたファイルを復活させたり、過去のバージョンを取り出したりできます。
定期的にスナップショットを作成するこで、その時点の状態を再現することが可能です。
1ドライブ当たり最大64個のスナップショットを保存することができます。
ユーザーから「ファイルサーバのファイルを消してしまったから昨日のバックアップから戻してほしい」といった依頼もなくなり、
サーバ管理者の負担が間違いなく減ります。
シャドウコピー機能は、Windows標準のため設定するだけで大丈夫です。
ただ、この機能はWindows Server 2003から追加されたのですが知らない人が意外に多い!
ぜひ活用してください。
シャドウコピーはバックアップではありません。
ディスクの空き容量にシャドウコピーを取得するため物理障害でディスクにアクセスできなくなった場合はシャドウコピーからの復元もできません。
別途バックアップは検討してください。
Windows Server のインストールおよび設定完了が前提条件となります。
今回はWindows Server 2016で構築したファイルサーバでシャドウコピーを設定する手順です。
Windows Server 2016 のインストールがまだのかたはこちら。
Windows Server 2016 インストール手順
Windows Server 2016 初期設定手順
https://server-network-info.blogspot.com/2017/06/windows-server.htmlWindows Server 2016 でファイルサーバを構築するメリット【シャドウコピー】