Cisco Catalyst 初期設定コマンド|No IT No Life - おすぎやん サーバの設計・構築

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2016年11月26日土曜日

Cisco Catalyst 初期設定コマンド

おすぎやんです。

Cisco Catalyst の初期設定で使用するコマンド等を紹介します。
今回はCisco Catalyst 2960で行います。


1.Cisco Catalyst 初期設定 準備


Cisco Catalyst 2960の設定はtelnetで行います。
今回はTeraTermを使用します。
TeraTermは下記からダウンロードできます。

https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/releases/

Cisco Catalyst 2960を設定するためにはコンソールケーブルが必要です。
「RJ-45 DB-9 シリアルケーブル」(水色) と「USB to D-sub9ピン シリアルケーブル」(黒)を準備し接続します。

Cisco Catalyst 2960の前面パネルにあるコンソールポートにRJ-45シリアルケーブルを接続します。

PCのUSBポートにUSBを接続します。

ここでCisco Catalyst 2960の電源を投入します。
TeraTermを起動し、「シリアル」を選択後「OK」をクリックします。

コンソール画面に「Press RETURN to get started!」と表示されたら「Enter」キーを押下します。
「Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]:」と表示されるので「no」と入力し「Enter」キーを押下します。

これで通常のコンソールになります。

2.Cisco Catalyst 設定コマンド


Cisco Catalyst 2960のコマンド紹介です。

【モード変更】


特権モードへ変更
 enable

グローバルコンフィグレーションモード(編集モード)へ変更
 conf terminal

終了またはひとつ前のモードに戻る
 exit


【本体設定(編集モードで実行)】


設定したパスワードを暗号化
 service password-encryption

スイッチのホスト名を「XXXXXX」に変更
 hostname XXXXXX

特権モードのパスワードを「XXXXXX」に変更
 enable secret XXXXXX

タイムゾーンを日本時間に変更
 clock timezone jst 9

VLAN Trunk Protocol(VTP)モードをオフに設定
 vtp mode off

QoSのグルーバルの有効化
 mls qos


【VLAN作成(編集モードで実行)


VLAN101を作成しVLAN101の名前を「XXXXXX」に設定
 vlan 101
 name XXXXXX

Port1にVLAN101をアクセス可能に設定
 interface GigabitEthernet1/0/1
 switchport access vlan 101


【IPアドレス設定(編集モードで実行)


VLAN101にIPアドレス「192.168.0.1/24」を設定
 interface Vlan101
 ip address 192.168.0.1 255.255.255.0

スイッチのデフォルトゲートウェイ「192.168.0.254」に設定
 ip default-gateway 192.168.0.254


【NTP設定(編集モードで実行)


NTPサーバを「192.168.0.2」に設定しVLAN101経由でアクセス設定
 ntp server 192.168.0.2 source Vlan101


【SNMP設定(編集モードで実行)


SNMPのコミュニティ名を「public」、Read Onlyに設定
 snmp-server community public RO

SNMPサーバ「192.168.0.40」のサーバからコミュニティ名「public」でアクセス許可を設定
 snmp-server host 192.168.0.40 public

【設定保存(特権モードで実行)


設定した内容を保存
 write memory


【設定確認(特権モードで実行)


設定したコンフィグを確認
 show running-config


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