Zabbix Server で SNMP対応のネットワーク機器を監視|No IT No Life - おすぎやん サーバの設計・構築

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2016年11月28日月曜日

Zabbix Server で SNMP対応のネットワーク機器を監視

おすぎやんです。

Zabbix Server でCisco等のSNMP対応ネットワーク機器を監視するための設定です。
監視対象のネットワーク機器で各ポートのトラフィック量をグラフで確認することができ、ポートのリンクアップ・ダウン時にトリガーを発行させメールにて検知することが可能になります。
Zabbix ServerのLLD(ローレベルディスカバリ)を使用して、ネットワーク機器のポート数がいくつであろうとも自動的にアイテム・トリガー・グラフを生成してくれます。

前提として、監視対象のネットワーク機器にてZabbix ServerのIPアドレスからSNMPでアクセス可能にしておく必要があります。

Cisco Catlyst のSNMPアクセス許可の設定がまだのかたはこちら。

Cisco Catalyst 初期設定コマンド

Zabbix Serverのインストールがまだのかたはこちら。

Freebsd10.3 に Zabbix Server 3.0 をインストール【MySQL・Apache・PHP】


1.Zabbix Server ネットワーク機器監視設定


Zabbix ServerにWEBでログインします。
ダッシュボードより「設定」ー「ホスト」をクリックします。

「ホストの設定」をクリックします。

「ホスト名」「所属グループ」に任意の名前を入力しSNMPインターフェースの「追加」をクリックします。

SNMPインターフェースに監視対象のネットワーク機器のIPアドレスを入力し「テンプレート」をクリックします。
 
「選択」をクリックします。


「Templete SNMP Device」にチェックを入れ「選択」をクリックします。

「追加」をクリックします。


「追加」をクリックします。

これで設定は完了です。

2.Zabbix Server LLD時間短縮


LLDの初期設定は3600秒(1時間)です。
1時間経過しないと、ネットワーク機器のポート情報が反映されません。
時間短縮の手順です。

ネットワーク機器の「ディスカバリ」をクリックします。

「Network interface discovery」をクリックします。

更新間隔を「3600→60」に変更し「更新」をクリックします。

LLDの反映前は、アイテム:6、トリガー:0、グラフ:0です。

60秒で反映されます。
LLD反映後は反映前は、アイテム:318、トリガー:39、グラフ:39に増えています。

これで設定は完了です。
さきほど変更した更新間隔を「60→3600」に戻しておきましょう。

3.ネットワーク機器トラフィック確認


先ほど監視対象に追加したネットワーク機器のトラフィックを確認する手順です。
「監視対象データ」-「グラフ」をクリックします。

 ホストを「ネットワーク機器」、グラフを「トラフィックを確認したいポート」に変更します。
下記のようにトラフィック量がグラフで表示されます。
緑が送信トラフィック量、青が受信トラフィック量です。


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