Windows Server 2016 で iSCSIイニシエーターの設定の手順です。
iSCSIとは、SCSIプロトコルをTCP/IP上で使用する規格です。ファイバーチャネルよりも安価にストレージエリアネットワーク (SAN) を構築出来るのですが、LANで接続する分サーバとストレージ間の転送量は低くなりボトルネックとなるリスクがあります。
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Windows Server 2016 評価版ソフトウェア ダウンロード
Windows Server 2016 インストール手順
Windows Server 2016 初期設定手順
iSCSI のストレージ実装できる OSSの Openfiler Ver2.9をインストール
1.iSCSIイニシエーターの設定
管理者権限を持つユーザでログインし左下の「Windowsボタン」をクリックします。
「サーバマネージャー」をクリックします。
iSCSIサービスを自動起動設定する確認画面が出るので「はい」をクリックします。
ターゲットに「iSCSIのIPアドレス」を入力し「クイック接続」をクリックします。
「ログインに成功しました。」と表示されたことを確認し「完了」をクリックします。
「接続」をクリックします。
「複数パスを有効にする」にチェックを入れ「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
2.MPIOの設定
左下の「Windowsボタン」をクリックします。「サーバマネージャー」をクリックします。
「役割と機能の追加」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
「マルチパス I/O」にチェックを入れ「次へ」をクリックします。
「必要に応じてサーバを自動的の再起動する」のチェックを入れます。
「はい」をクリックします。
「インストール」をクリックします。
インストールが完了すると自動で再起動します。
管理者権限のあるユーザーでログイン後「Windowsボタン」を右クリックし「コントロールパネル」をクリックします。
「MPIO」をクリックします。
「マルチパスの検出」をクリックします。
「iSCSIデバイスのサポートを追加する」にチェックを入れ「追加」をクリックします。
「はい」をクリックします。
自動で再起動します。
3.ディスクの管理
iSCSIのディスクを認識したので、ディスクの設定を行います。
管理者権限のあるユーザーでログインし左下の「Windowsボタン」をクリックします。
「サーバマネージャー」をクリックします。
「ディスクの管理」をクリックします。
新しいディスクが認識されているので右クリック後「オンライン」をクリックします。
ディスクを右クリック後「ディスクの初期化」をクリックします。
「OK」をクリックします。
今回は「MBR」を選択します。3TB以上の場合は「GPT」を選択して下さい。
ディスクを右クリック後「新しいシンプルボリューム」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
設定したいドライブ名を選択し「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックします。