Zabbix Server で ホスト登録時のディスカバリ時間短縮|No IT No Life - おすぎやん サーバの設計・構築

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2017年10月4日水曜日

Zabbix Server で ホスト登録時のディスカバリ時間短縮

おすぎやんです。

またZabbix Serverのディスカバリルールで、監視アイテムの自動追加反映時間を短縮する手順を掲載します。
Zabbix ServerはLLD(ローレベルディスカバリ)を使用して、ネットワーク機器のポート数やサーバのドライブがいくつであろうとも自動的にアイテム・トリガー・グラフを生成してくれます。
LLDの初期設定は3600秒(1時間)です。
1時間経過しないと、機器の情報が反映されません。
時間短縮の手順です。

Zabbix Server 3.4 のインストールがまだのかたはこちら

【15分で完了】Docker で Zabbix Server 3.4をインストール


1.LLD監視対象のアイテムを即時反映

ホスト登録が実施されている前提です。
「設定」-「ホスト」の画面で「ディスカバリ」をクリックします。

ディスカバリルールの更新間隔が3600になっています。
つまり3600秒、1時間に1回更新を行うので、反映までに1時間かかります。
この更新間隔を変更します。

 名前に「CPU Discovery」をクリックします。

更新間隔を「3600」から「60」に変更し「更新」をクリックします。

更新間隔が「60」に変更されたことを確認します。

同じ手順ですべてのディスカバリールールの更新間隔を60に変更します。

1分経過すると「アプリケーション」「アイテム」「トリガー」「グラフ」の数がそれぞれ増加していることが分かります。

念のため更新間隔はもとの「3600」に戻しておきましょう。


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