Zabbix Server 3.0 で Cisco ネットワーク機器 のCPU と メモリを監視|No IT No Life - おすぎやん サーバの設計・構築

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2017年1月29日日曜日

Zabbix Server 3.0 で Cisco ネットワーク機器 のCPU と メモリを監視

おすぎやんです。

以前Zabbix Serverでネットワーク機器のトラフィックやLinkのアップダウンを検知する方法を紹介しました。

今回は Zabbix Server でCisco製品のネットワーク機器のCPU・メモリを簡単に監視する方法を紹介します。
Cisco製品のCPUやメモリの使用量を定期的に取得しグラフで表示することができるため、レスポンス低下時の切り分けに役立てることができます。

監視をするためには、Zabbix ServerからCisco機器へSNMPでアクセス可能にしておく必要があります。
設定がまだのかたは下記を参照してください。
Cisco Catalyst 初期設定コマンド

Zabbix Server で SNMP対応のネットワーク機器を監視

Zabbix Server のインストールがまだのかたはこちら。

Freebsd10.3 に Zabbix Server 3.0 をインストール【MySQL・Apache・PHP】


1.テンプレートダウンロード&インポート


Cisco製品のネットワーク機器のCPU・メモリをSNMPで取得するテンプレートをダウンロードします。
Zabbix Shareで公開されている「SNMP Cisco Router Enterprise MIB Data」からダウンロードします。

下記にアクセスします。
Zabbix Share SNMP Cisco Router Enterprise MIB Data

「Download」をクリックし「Template_SNMP_Router_Cisco.xml」をダウンロードします。

 Zabbix Serverにログインし、ダッシュボードを表示します。
「設定」-「テンプレート」をクリックします。

「インポート」をクリックします。

「参照」をクリックし先ほどダウンロードした「Template_SNMP_Router_Cisco.xml」を選択し「インポート」をクリックします。

「インポートに成功しました」と表示されることを確認します


2.Zabbix Server Cisco機器に監視テンプレートを設定


次はCisco機器に監視テンプレートを設定します。
今回はすでに監視設定してあるCiscoスイッチに今回追加したテンプレートを追加する手順です。
「設定」-「ホスト」をクリックします。

今回監視を追加するCisco機器をクリックします。

「テンプレート」をクリックします。

 「選択」をクリックします。

「Template SNMP Router Cisco」にチェックを入れ「選択」をクリックします。

「追加」をクリックします。

「更新」をクリックします。

これで設定は完了です。
グラフからCPU・メモリの使用状況を確認することができます。


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